趣旨:
特許や実用新案、商標などの知的財産権について知悉しておくことは、企業活動を円滑に進めるうえで重要な課題となっています。
そのため、知的財産権をめぐる判例や事例に関する具体的な研究、リーガルリスク・マネージメントの動向把握、企業としての対応策等の検討を行なっています。
概要:
知的財産権研究会は、九州域内の企業の知的財産権についての様々な問題への対応能力の向上を目的とした、知的財産管理に携わる企業内のスタッフだけでなく大学等の研究者や知的財産権に関心をもつ多くの人々による議論と交流の場です。
研究会は、1990年2月に発足し、1993年4月より社団法人九州経済連合会の関連団体として活動しております。
この間、不正競争防止法の1990年改正で立法化された営業秘密の保護やアメリカでの「均等論」判例など、その時々の知的財産権法上の問題や、職務発明についての報奨規定やパテントマップなどの知財管理上の課題等、時宜にかなったをテーマを取りあげてきました。
今後とも、知財管理に役立つテーマを広く取上げ、活発な議論の場を提供してまいります。